精神科デイケア

精神科デイケアに参加してみませんか?

精神科デイケアとは?

外来通院中の方を対象に、医師・看護師・ケースワーカー(精神保健福祉士)・作業療法士等の精神科専門スタッフや同じ思いの仲間と一緒にさまざまなトレーニングやレクレーション活動等を行い、社会参加や生活の質を上げていくことを目標とするグループです。

デイケアQ&A

活動日はいつですか?

月曜日~土曜日
9:30~15:30
※土曜日 午後のショートケアのみの場合 12:30~15:30
日曜・祝日はお休み

どんな人が参加できるの?
  • 家から出て社会参加したいけど、どんな所に行ったら良いかわからない
  • 人と話したり、毎日通ったり、普通の生活技能をアップしたい
  • 仕事をしたいけれど、いきなり就職は自信がない・・・
どんなことをするの?
  • ゲーム・手工芸・カラオケ・軽スポーツ等の趣味的活動
  • 料理、栄養指導等(昼食が出ます)
  • グループミーティング、心理療法的グループ活動、生活技能訓練(SST)など
  • プログラム紹介
    ※プログラムの詳細はこちらをご覧ください
参加するにはどうすればいいの?

まずは主治医の先生と相談してください。その後、医療機関の担当医師もしくは相談員から当院デイケアへご連絡ください。
ご本人様から直接の問い合わせはご遠慮願います。

お金はかかるの?

デイケア参加には医療保険が適用され、自立支援医療制度が利用できます。

1年目の料金 デイケア(食事あり) ショートケア(食事なし)
自立支援医療費
制度利用
(1割負担)
820円
※食事を食べない場合
でも金額は変わりません。
月~土曜日 420円
各種医療保険のみ
(3割負担)
2,640円 1,260円
生活保護受給中の方 自己負担なし 自己負担なし

※参加2年目以降は料金が若干異なります。
※当院通院中以外の方は、初回参加時に初診料がかかります。
※主治医の診療や処方、訪問看護にデイケア参加分も合わせた支払額が自立支援医療の上限として適用されます。

これら以外にも皆さんのさまざまな目的に合わせた利用が可能です。詳しくは主治医・スタッフまでご相談ください。

訪問看護

精神科訪問看護・指導は患者様やご家族がより安定した地域生活を送れるように、日常生活や療養の相談・助言・指導を看護師・ケースワーカー(精神保健福祉士)・作業療法士等が自宅に訪問して行います。

精神科訪問看護・指導の内容

  1. 健康状態(身体・精神状態)の観察、助言
  2. 服薬についての相談、指導
  3. 日常生活の相談、指導
    1. 不安や悩み事の相談
    2. 家事や生活についての相談、助言
    3. 地域の社会資源の利用方法の相談、援助、助言

対象となる方

当院通院中の患者様

申し込み・利用方法

  • 利用する際には、主治医の許可が必要となります。診察時に主治医にご相談ください。
  • 訪問日時、回数はその都度ご相談となります。
  • お住まいの地域によっては訪問できない場合もありますのでご了承ください。

利用料金

各種健康保険が適用となります。また自立支援医療制度が利用できます。

  • (1)自立支援医療制度利用あり
    580円(複数同行訪問 1,030円)
  • (2)自立支援医療制度利用なし
    1,730円(複数同行訪問 3,080円)

(※交通費として、当院より半径5Kmを超える方は100円頂戴いたします。)

作業療法

作業療法とは

さまざまな問題で発生した生活上の支障に対し、作業活動を通じて心身機能の回復・維持・向上を図り、「より良い生活」が送れるように指導・援助を行うものです。

目的

  • 症状・心理面の安定
    気分転換、自分を表現する場、自信をつける、楽しむ体験
  • 日常生活の改善
    生活リズム作り、体力の維持・向上、自己ペースの理解、趣味の拡大、持久力の回復
  • 社会生活面へのアプローチ
    対人技能の学習、病気に対する管理能力の学習諸生活技能の向上

プログラム内容

  • レクリエーション活動(スポーツ・DVD鑑賞・カラオケなど)
  • 作業活動(手工芸・ゲーム・音楽鑑賞など)
  • 自立グループ活動(外出・料理・洗濯・ミーティング・デイケア見学など)

当院では入院作業療法を行っています。プログラムでの経験を生かし退院後の地域社会で「その人らしい自立した生活」が送れるようサポートしていきます。